天使にラブソングを… Sister Act (1992)

ゼミ準備のために鑑賞。1・2と一気にみましたー

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コメディですが、またしても修道女もの…。今回は自分のセレクションというのではないので、なんとはなしに不思議な感じ。
主演はウーピー・ゴールドバーグ。映画「カラーパープル」でデビューしているんだ。知らなかった!原作はわりと好き。なのでみてみよーっと。
真っ先に明言しておくと、物語の展開はすごーく単純。主役である歌手のDelorisは、幼少期カトリック学校で修道女に呆れられるような、クールでヒップな子供。そいで、いきなり大人になって、バン!ウーピー登場、冒頭ドタバタ、修道院に隠れることに!陰気で雁字搦めの生活に辟易しながらも、歌の力で修道院を、ひいては地域全体を幸せに導く。ついでに、自分のトラブルも仲間と力を合わせて解決!コンサートの晴れ舞台にたってはっぴーで幕。まさに全年齢!という感じ。
もちろん、笑いあり、涙、もそれなりにあり決して退屈な映画ではないのですが、うーん、さくさくみれて楽しい。週末にポップコーン食べながら映画館で観て、泣いて笑ってすっきり、な映画(。・ε・。)
またしても個人的なおもしろポイントは、修道女の個性が描かれていく点。それに、彼女たちのcallingや、使命感のdivinityと、在野の人びとの幸福感両方を讃えるかのような描き方、がすごくアメリカ的だと思う。1が92年、大ヒットでその翌年には続編が製作されている。私が育ったのは90年代後半だったけど、特に舞台が西海岸なのですごく実感のあるattitudeが表現されてる。
日本では、「天使にラブソングを…」といえばゴスペルミュージック、というイメージがあるんだけど、実際に当時のカトリック教会の聖歌隊はどうだったのか。negro spiritualから派生しているゴスペル音楽というのは黒人奴隷から生まれたのだから、米国のプロテスタニズムから生まれたもののはず。否定こそしないにせよ、日曜礼拝の一部としてああいうボディランゲージを盛り込んだパフォーマンスを行なう教会はあったのかな、もしくは以降出てくることはあったのかな。調べてみます。

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Numbers:1-36